名義貸しは自己責任。放置せず、携帯会社と分割払いの交渉をしましょう

松下 豊太郎

ご相談ありがとうございます。
法的視点でご相談文を整理し、現実対応を考えましょう。

（1）事実確認
?相談者さんのお考えの通り、携帯電話会社との契約に基づく支払義務は相談者さんの自己責任となります。
?相談者さんは、相手の方に費用を請求する権利があります。
?携帯電話会社は、支払請求につき放置状態であれば、社内マニュアル通り最終的に給与差押さえといった法的手段による回収ということになります。

（2）現実対応
?携帯電話会社への対応
支払請求を放置するのではなく、携帯電話会社に「支払意思があるが、一括支払はできない。実際に支払可能な額を示し、長期分割払いを認めてもらう」交渉をするようおすすめします。
?相手の方への対応上の課題
相手の方と電話代の支払方法について約束が書面であり、相談者さんが正確な住所をつかんでいる場合は、住民票調査をして裁判上の請求をすることも可能です。別途、警察に被害届けを出し、詐欺容疑で刑事告訴することも可能です。しかし、どこの誰かを特定できないと具体的に手の打ちようがないということになります。


ご相談文の情報からの回答です。不十分な点はご容赦ください。
携帯電話会社との交渉が、うまくいきますよう願っております。

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回答日時：2009年5月29日(金) 17:50 JST

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