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息子夫婦の離婚相談です。

ご相談者:40代/女性

息子夫婦の離婚相談です。双方の離婚の意志が固く、今後の結婚生活の継続が困難と思われます。
取り合えず、性格の不一致ということですが、先方からの養育費の請求金額が
当方としては、受け入れ不可能な金額の提示され、今後は協議離婚は難しく、
調停離婚の申請をしたいと思います。
現在、第二子妊娠中の為、8月出産後に話し合いたいと考えておりました。

先方の離婚理由として
・家庭を顧みず、自分のことしか、(飲み会等)考えていない。
・妊娠中の子供が自分の子ではないと言った。(口喧嘩の中で)
養育費の金額
・月 100,000円 ボーナス 300,000円(2回)年間 180万円
当方の離婚理由として
・本人の自立の意識が乏しく、何事も実家の母親に依存する。(母親も口だしをする。)
・自分の仕事を理解してくれない。(付き合いの飲み会も含め)
・一年の大半を実家で過ごす。(結婚当時は不在であることが多いため、心配で帰省させた)
・先方のご両親も夫婦、別居です。だから母親が孫がいることを歓迎している向きがある。
・息子が大切ではなく、お金が優先される。(養育費を払えば、いつでも別れてやる。)
養育費の金額
・月 40,000円(一人 20,000円)年間 48万円
理由・年収300万で、180万円の支払いは、大変厳しく、今後の事を考えると
不可能と思います。これ以上の金額の場合は、親権をとり、息子が育ててもよいと考えています。すべてに於いて、先方の母親の意見が全面にでて、意見し、息子にも暴言を言います。
私も孫の事を考えると、離婚は避けたいといろいろ説得もしました。初めは息子が、全面的に悪いと考えて、叱責し、修復に努めましたが、その間、嫁と母親の息子への暴言を多々、見聞きすると息子だけに非があるのではないと思いました。男が働き、女が家庭を守るというのは古い考えなんでしょうか。
しかし、今後の結婚生活を考えると継続は無理かと思います。
わたしも実家に帰らず、わたしの家へ居ることを何度も勧めましたが、実家が楽であったようで、そちらで大半を過ごしております。夫婦は一緒にいて、お互い助け合い、家庭をつくるのが、本当の意味だと思います。どちらが悪いとかではなく、歩み寄れないのなら、いがみ合い、殺伐とした暮らしをするより、お互い、別な道を歩いてほしいと考えています。息子も自分より、実家の母親の言いなりの嫁に対して、自立するように促したが、嫁には、どういうことか、理解できないようです。
我が家も息子の他に思春期の弟がおりますので、話し合いが出来るだけ、穏やかにいくようにと
考えてます。息子は23歳で結婚は20歳の時、地方で暮らしてます。でき婚でしたが、それなりに一生懸命、生活していたようです。煙草も自宅での飲酒もしません。でも年度替わりの飲み会が多いのは確かです。息子のできるだけ、減らして参加していたようですが、男性主体の職場ということもあり、なかなか断りきれなかったようです。嫁も働いた経験がなく、付き合いということに理解をしめしてきれないようです。現在、お金の管理は全て嫁が持っていて、息子が返してくれるように言っているのですが、貯蓄、学資保険、ボーナスも全部欲しいそう、返す意志はないようです。郵便物もすべて転送届をだし、実家へ郵送するようになっていたそうです。こうなると複雑になり、揉めるだけですので、第二子の出産まえに調停を申し込むのは、道理的に厳しいとは思いますが、どのようにしたら、よいでしょうか?息子の離婚の意志はかわらないようです。

40代/女性 | 日付:2009年6月 4日(木) 09:49 JST | 閲覧件数: 8,915

養育費の妥当な価格は調停で。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

最近のおじいちゃん、おばあちゃんは昔と違い、とても若く、まだまだお元気です。
どうかすれば離婚した子供さんの子達、つまり孫を息子さんや娘さんに成り代わって育てられる方もすくなくありません。

しかしその過程で、ともすれば息子、娘の夫婦喧嘩にも参戦する勢いです。
annpannさんも まだまだお若く 万一の為に お孫さんを育てる覚悟も持っていらっしゃるから 頼もしいの一言です。
(実質、息子さんがお仕事や飲み会などで帰りが遅い時はannpannさんの肩に掛かってきてしまいますから)

実は最近はこのお嫁さんのような女性がとても多いのです。
ご実家との縁がとても強く 自分の母親とは姉妹のように とても仲良しです。
こうしたお嫁さんは実家に帰ると  食事の支度からベビーの世話まで自分の母親に任せ 自分は「娘」に戻れますので ゆったり過ごせます。どうかすると母親に子供を預け、近所の友達と娘時代に戻ったように遊びに出かけます。

これは お互い 親離れ、子離れしない母子だからですが 実際、実家が居心地がよい事は事実なのでしょう。

私のところにご相談に来られた方で 極端な例は 出産でご実家に帰ったきり、一度も子供を抱かせてもらえないまま
離婚を余儀なくされたパパがいました。

こうした問題のバックには やはり元気で経済力のありすぎる両親が付いているということが根底にあります。

そういう風に考えると 双方に言い分がありますが annpannさんの息子さんご夫婦も 逆に親の存在がなければ ここまでにならなかったとも言えます。(失礼!)
先方のご両親も介入もどうかと思いますが 程度の具合はあれども 息子さんに成り代わってannpannさんが
こうして 投稿されているのも 若干過干渉とも言えます。

そして どうしても最終的には自分の息子の肩を持つという事になりますが 本当の理由は当事者しか判らないことが多くあります。だから ここに書いていることだけを鵜呑みにして回答する事は ちょっと間違った指導になるかもしれませんので 理由の部分は どっちもどっちという事でお聞きしておきます、
これから生まれるベビーがいるという事は 少なくとも、数ヶ月前まではセックスのある夫婦でありながら 「誰の子か判らない」なんて発言は 例え売り言葉に買い言葉でも どうかと思いますから・・・・。

これまでは 仲が良かったとまでは言わなくとも 将来に向けて子供を作られたご夫婦が出産を前にして離婚を決意するという事は 短絡的過ぎます。

確かにお嫁さんのご実家への依存度は褒められたものではありません。しかしこれからの出産を考えるともっと その回数も期間も増えるでしょう。それなのに 息子さん夫婦はまた第二子を生む決心をされたのです。
本当に お嫁さんがご実家に帰られることを懸念するなら 厳しい言い方ですが 第2子を産まない選択もあったと思います。それでも 産む決心をされたお嫁さんは 自分の意思だけではないと思いますよ。

ここを 息子さんの事を贔屓目無しに考えてみましょう。
このお嫁さんを 自分の娘に例えて考えてみませんか?

子供を産む決心をされたあたりは 何とか仲良くやっていたのだと思います。
しかし出産を間近に控え マタニティーブルーも加わり いつもより不安定な精神状態です。
それで早く帰ってきて欲しいと言っても 付き合いが重なり 深夜帰宅が続けば 実家へ帰りたくなりますよ。

annpannさんも思い出してください。出産間近は わがままの一つもいいたくなかったですか?
でもそれを受け止めてくれる人は実家の両親と云う事は 寂しい気もしますが その前に 夫である息子さんも
それを受け止める包容力が無かったのじゃないですか?
ましてや 夫婦喧嘩の挙句は「俺の子じゃない」なんていう夫には、向こうの実家の親は全面的に攻撃してきますよ。

今回の事は 嫁も悪い、嫁の親も悪い、でも annpannさんの息子さんも 結構なタイプですよ。

もちろんこれはお判りだという事で 説教もされたようなので もう私はここでは何も言いますまい。
しかし これだけ色んな登場人物が参戦すれば 戦争も大きくなりますよ。
だから 私は普通より過剰な反応になっているだけで 本当はまだまだ 夫婦で話し合い、乗り越えていかなければならない問題だと思います。
お嫁さんに自立心がないとか 社会性がないとかの目で見るのではなく ここ数ヶ月 歓送迎会が 多かったにせよ 離婚話になるという事は 2人目の出産を控え ナイーブになっているのに 息子さんはその自覚に欠けていたということはありませんか?

ありもしない事を言うつもりはないですが お嫁さんはノイローゼ的にもなってらっしゃったのではないですか?

単に 養育費の減額問題なら あっさり 弁護士に相談し 条件闘争をすれば良いと思います。

そして少額で話はついても これから息子さんの人生は同じ事がおきます。

なぜなら 今後再婚し 息子さんに又子供が出来たら 今のお嫁さんの養育費を払えない・・・という
減額請求をする事になるのは 目に見えています。

どこまで行っても 子供を金銭価格で考える人生が付きまといます。

annpannさんが 真の母親なら ここは一つ息子さんに 家庭を持つ厳しさと 自分の子供を身ごもってくれている妻へは 普段より増して 労わらないとお嫁さんも一杯一杯になってしまう時期があるという事を 女性として教えてあげて欲しいのです。相手の親には悔しい思いをされているのは良く判りますが 息子さんの欠点に甘い annpannさんも
似たような物です。
離婚は簡単な選択です。養育費は厳密に言えば給料の4分の1を越えて 生活を逼迫してまでは払う必要はありません。 調停で上げたり下げたりすればいいのです。

しかし この人生で一番大変な出産という時期に 嫁と別れるという選択をする息子さんに「今一度 考え直せ」と
叱咤激励することも 親としては大事な事ではないでしょうか?

annpannさんが 息子さんを身ごもった時期や 出産前の不安な時期を思い出して下さい。
またこのお嫁さんを自分の娘として置き換えて考えてください。

みんな23歳くらいの頃は未熟だったと思います。この未熟な子供達の言い分で 人生がどれだけ見えているかと言えば 私なども 今にして思えば 何も判っていなかったな〜と思います。

まだ離婚の判断は早すぎると思いませんか?
子供言い分を尊重するだけでは 相手の親御さんと変りありません。20代の男なんてまだまだ子供です。今一度 親としてアドバイスできる事があるはずです。

それでダメなら 調停で話し合えば 妥当な養育費に落ち着くでしょう。

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回答日時:2009年6月 4日(木) 16:31 JST

お忙しい中のご指導に深謝いたします。
息子可愛さのあまり、おおきく、道を間違うところでした。
もう少し、冷静になり、若夫婦や孫達の将来のことを考え、
私からもう一度、静かに話してみます。
嫁も息子の優しい一言が欲しかったんだと思います。
息子もきっと嫁から、頼られたいのだと思います。
複雑に絡まった糸は、なかなか上手くほどけないないとは思いますが、
少しずつ、ほどいていこうと思います。
さっきまで、感情が高ぶって、抑えられなかった自分が、
今、穏やかな気持ちになれたが、大変嬉しいです。
ありがとうございました。

| 40代/女性 | コメント投稿日:2009-06-04 |

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夫婦問題カウンセラー
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