相談&回答 |
約4分で読めます。
※相談&回答を読んだ時の目安時間 |
回答プロ: 中野 浩太郎
ご相談者:20代/女性
今の私の状況は
・去年の7月に出来ちゃった結婚
・陣痛中に旦那からの離婚話(2月に出産)
・離婚理由は「私の親が口を出しすぎる」「私が旦那の見方になってくれない」と言っておりますが
実際は趣味のアメ車を維持する為、家庭より車を選んだ結果です。
現在、調停中で慰謝料100万(分割払)と
養育費が月4万を20才までという所まで歩み寄りが進みました。
が、どうしても納得できないことがあるので教えてください。
私は調停が始まる前に司法書士さんから
「子供が小さくまだ働きに出れないので扶養料を請求できる」と教えて頂きました。
なので調停委員の方に「扶養料が欲しい」と言ったところ
「扶養料なんて聞いたことが無い」とのことでした。
そのままあやふやなまま話は進んでいるのですが・・・
「扶養料」とはありえないものなのでしょうか??
また本で「扶養的慰謝料」というものを読みました。
「扶養料」がもらえないようなら「扶養料的慰謝料」として
慰謝料とは別に50万ほどを一括で請求するのは難しいでしょうか?
ちなみに慰謝料100万はわたしが提示した金額で
分割払いも了承してしまいました。
あと、これとは別に婚姻費用請求の調停を私が申し立てました。
こちらも「足りないようなら彼に連絡して」と言われあやふやにされました。
私もその場では「はい」と答えたのですが
いざ、彼に連絡を取ろうとしたら怖くて出来ません。
婚姻費用は遡って請求できると聞いたので
今はこのままにしておいて次回の調停で話し合いにして
あとから請求という考えでも大丈夫でしょうか??
やはり「怖くて連絡を取りたくない」というのは調停で
取り上げてもらう理由にならないものでしょうか??
20代/女性 | 日付:2009年6月 8日(月) 22:11 JST | 閲覧件数: 6,156
ご相談者様が婚姻されてまだ1年も経たずにご主人に離婚を要求されれるとは
ご心痛お察し申し上げます。
基本的に離婚調停まで行っていますのでご主人が話し合いにまじめに
応じない状況なのだと思います。
離婚のガイド本には簡単に離婚調停などとの話が出てきますが
専門家としてはあまりお勧めできない問題点も調停には多く含んでいます。
一つは、調停委員も人間ですから、相談者の人柄や態度に影響を受けるということです。
当然、話上手な人や社会性があり冷静に話し合える人が有利です。
意外と軽く捉えられている人もいますが、調停はある意味戦争のようなものです。
戦争であれば戦略がなければ負けてしまいます。
もう一点、ほとんど90%以上が協議離婚なのに調停離婚をされると
戸籍に調停離婚と残ります。見る人が見ればおやっと思います。
特に、早い段階で離婚されるのであれば、再婚のなどの再出発もあり得ますから
できれば協議離婚で何とかしたいところです。
扶養的慰謝料と言うのはあまり聞かないですが、扶養的財産分与はあります。
どうしても乳幼児を抱えては仕事など難しくて経済的な問題があります。
それを補うためのものです。今回はご主人に有責性があるかどうかは
文面だけでははっきりしませんが、そのことも話し合いの場を持つ必要が
あります。本来は話合いに応じなければ調停にすると主張するのが流れですが
今回はいきなり調停になったのでしょうか?
とにかく司法書士さんでも構わないのですが、こう言うデリケートな問題は
法的な部分ではなく感情的なものもあるので、私のような離婚専門家に最初に
ご相談いただくべきかもしれませんでした。
どうも家庭裁判所の調停を使い過ぎて相手にますます話し合いの気持ちを
無くさせる結果になったように客観的に見えています。
相手が怖いと言うのはDV(家庭内暴力)があったのでしょうか。
また現在、別居中だと思いますので
まずは、協議に応じるのであれば調停を取り下げても良いなどの
緩めの対話にもっていくことが良いのではと思います。
権利権利と主張をしていると相手は引いてしまうものです。
またご主人の嫌がるご相談者様のご両親にもこう言う時にこそ
間に入ってもらうべきですし、ご主人のご両親にも働きかけをすべき
かもしれません。
手前みそですが自分のような離婚の専門家にご相談されて
解決策を探して仕切り直した方が良さそうですね。
なるべく、協議離婚で離婚協議書を公正証書で作成してもらうべきでしょうね。
離婚協議書の作成はこちらでも行っておりますのでご利用ください。
頑張ってください。
回答日時:2009年6月 9日(火) 15:34 JST
・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。
こちらのプロも相談受付中です。
悩み辞典は、安心して登録・相談できます。
※ 当サイトは、ご記入いただいた個人情報を、お問い合わせに対するご連絡以外の目的では使用いたしません。
※ ご記入いただいた個人情報は、当サイトで保有し、第三者に提供することはありません。
※ 当サイトの個人情報の取扱方針につきましては、プライバシーポリシーをご確認ください。
※ 財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)より個人情報の適切な取扱いを実施している企業であることを 認定する「プライバシーマーク」(Pマーク)を取得しています。
※ ベリサイン社のデジタル認証IDと暗号化(128bit)によって保護され、安全にお申込み頂けます。
早速のご回答ありがとうございました。
扶養的財産分与ですね!!
勉強になりました。
ただ・・・財産的なものが何一つありません。
やはり本やネットなど自分だけで情報を得ようとせず
専門家に相談することも大切なんですね。
本当にありがとうございました。
| 20代/女性 | コメント投稿日:2009-06-09 |