調停委員を味方につける努力をして下さい。

中野 浩太郎

　婚姻生活が長くなると男性はご相談者様のように
ふと今後のことに思いが行き、残りの長い人生このままで良いのだろうかと
考えることも多いようです。

　とは言え、ご相談者様は奥様に歩み寄る努力をされていたにも関わらず
奥様がそれを受け入れなかったとはさぞお辛い日々だったと思います。

　そう言う意味では、不貞行為があった訳ですが
そうなる原因は奥様にあり、不貞行為があった時はすでに夫婦関係が破綻して
いたと主張されると良いと思います。

　調停委員も人間ですから、論理的で社会性がある方を優先します。
ですから感情的になったり自分本位の人だとどんなに有利な状況でも
調停委員が不利に判断することも多いのです。

　私が聞いた話でも、相手が浮気をしているのに自分の方が悪く言われたなんて言う
事実もあります。

　そのためには、まず奥様がどんなに有責性があるか。書面にして陳述書を作成して
提出することが大切です。

　今まであった奥様の嫌な部分を時系列的に詳しく書いていくのです。
時間がおありであればたくさん作成して下さい。

　愛人の女性とは再婚する覚悟がおありなら会っても構わないと思いますが
とにかく、夫婦関係は破綻していたことは強調しないといけません。
そしてその人がどれだけ自分を救ってくれて今は大切な人かも主張すべきです。

　問題は離婚云々よりも相手の離婚条件すなわち金銭的な問題でしょうね。
中にはお話の苦手な方もいらっしゃいまうので、その場合は弁護士が
代理で入ることもできますので依頼するのもてでしょうね。

　ただあくまで最終的な判断するのはご相談者様の役目ですから
今からどのような条件までならのめるか考えておくことでしょうね。
やはり再出発をして精神的な負担がなくなるのですからある程度の
金額は提示すべきかもしれません。

頑張って下さい。

回答日時：2009年6月14日(日) 19:53 JST

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