まだ学生の身分ですがお気持ちがわかるような気がしてコメントさせていただきます。

元々やりたくて就かれたお仕事ということでしたら、そのお仕事に対して何らかの期待があったのだと思います。物事の期待が大きすぎるとそうでなかったとき、誰でも非常に傷つくものです。そしてそれは「そんな状況でも頑張らなきゃいけない」といったように自分を責める理由にしなくてよいのだと思います。期待をしていた、そしてその期待とのギャップで悩んでいるというのはそれほどに真剣に深く向き合っておられるのだなと感じました。
加藤諦三先生の「自分に気付く心理学」という本をご存知ですか？　この本は「甘え」をテーマとした本です。あなたは今、甘えたい、逃げ出したい、でも逃げたらいけないんだという考えに縛られているのだと思います。この本には「人は元々自分が持っている甘えの欲求が解消されないといつまでもそれを持ち続ける。大人は自分はもう子供ではないのだからと自分に厳しくするから甘えの欲求は解消されずに逆に甘えたい気持ちは募るものだ」といった内容が書かれています。甘えたいという気持ちは恥ずかしいことではありません。誰でも挫けたときは誰かにすがりたいし優しくされたいものです。当然の感情です。あなたはよく戦っています。それもとても孤独で厳しい戦いと向き合っています。だから甘えて大丈夫なのです。
今あなたに必要なのは仕事を頑張らなくちゃではなく、まずは自分を優先してできる範囲での仕事がやれれば十分だと考えを変えていくことです。自分の考えを変えるのは大変な労力ですが、自分で声に出して言ってみましょう。「まずは自分を優先して、できることがやれたら十分偉い」と。それでいいのです。仕事のための人生ではなく、あなたのための人生です。仕事があなたのためになるから仕事は頑張らなければというのは詭弁です。私は学生で仕事の厳しさを知らないからそんなことが言えるんだと思われるかもしれません。でも、我慢して仕事のための人生を歩むのが大人であり社会人なのでしょうか？　だったら誰も社会人になんてなりたくないでしょう。
今は周りの環境全てに自分が仕事を嫌がっていることを責められるかのような感覚があるかもしれません。自分というちっぽけな存在を取り巻く環境に屈してしまうこともあるでしょう。でも環境というのはあなたの認識できる周りだけにあるものではありません。仕事は頑張らなくちゃいけないという固定的な価値観をぶち破ったあなたを称える環境だってきっとあるのです。一つの考えに囚われるのは本当に苦しいことです。だけれど考え方は幾通りだって存在します。私も人のことは言えないのですが、その一つに執着しないで下さい。その考えから離れて誰かに責められるとしても、責める方がお門違いです。全ての人間が同じ価値観を持っているわけではないのですから。
長々書きましたが、少し考え方を楽にしてください。どうか自分を大事になさってください。勇気がいるかもしれませんが、病院やカウンセリングに行ってみるのもありです。なでも自分で処理しようとしなくていいのです。人にすがってみてください。

| yamo / 20代 | 女性 | 2017年7月29日 07:51 JST |