薬を使わない精神科医として、数々のメディアに登場している宮島先生。
実際にお会いさせて頂き、お話をさせて頂きました。
自分を嫌っていて元気が出ますか?笑顔は出ますか?まずは自分が笑顔になりませんか。
笑顔になるのに必要なことは【自分を好きになる】と決めることです。【自分を好きになる】のに、「方法」や「やり方」で考えていたらもったいないです。自分を好きになる「生き方」にしていきませんか。
もし、自分を嫌っていたり、自分を信じていなかったり、人と比べていたりすると身体が症状で教えてくれます。症状はサイン、「症状が出ないときは、頭の中を空っぽにして楽しみましょう。症状が出たときだけ「自分が嫌い」を「自分が好き」に変えるといいんです。症状が出たときに「しまった」「あ~病気だ」などと思わないで、「なんか自分を苦しくする考え方してないかな?」と自分に問いかけ、自分の考え方を楽にし、自分で自分を楽にしていきましょう。
症状は警報装置で、自分を健康にしてくれているサインなんです。病気と思うから、薬を飲んだり受診したりしたくなっちゃうんです。症状を病気と思わずに、ネガティブな考え方をひっくり返すいい機会と捉えてはいかがでしょうか。
だからと言って、ネガティブな考え方を変えよう変えようと焦るともったいないです。
患者さんの中には「出来ない」「難しい」とすぐに言う方がいるのですが、今まで、何十年も共にした「生き方」「考え方」「性格」なので、すぐに変えられなくてもいいのではないでしょうか。半年かけて変えていきませんか?
何十年ものの考え方なんだから、1日で変わったらスゴ過ぎじゃないですか?半年かけて楽にしていきましょう。
【半年間】の考え方は、「ネガティブを変える修行をしよう」というものではないのです。半年かけて【楽】になりましょう【笑顔】になりましょう。というものです。
「自分が嫌い」と「自分が好き」、どっちが楽だと思いますか?【楽】になろうという提案なので、変え始めた人は半年間よりも早く変わっていきますよ。落ち込んでいたのが、元気になって「あれやりたい」「これやりたい」って希望に満ちてきます。
目標を持った人は強いですね。でも、目標がないとダメということではありません。
「自分は自分でいいんだ」「生きているだけで価値があるんだ」、人と比べるんじゃなくて、生きているだけで喜びを感じる。そうやって自分を満たしてあげると、目標は見つかりやすくなるんですよ。しんどく目標を探していたり、仕事を探していると見つかりにくいです。
元気を人からもらおうとしているともったいない。
嫌なことを考えると「嫌な気分」、楽しいことを考えると「楽しい気分」
全て自分で変えられるんだよ。
まずは、自分が笑顔になろう。
1973年、神奈川県産まれ。
防衛医科大学校卒業後、自衛隊中央病院、ナチュラルクリニック代々木院長、宮島元気クリニック院長を経て、現在、湯島清水坂クリニック院長。薬を使わない医師として活動中。
健康回復や幸せ増進の講演、メンタルセラピストの養成にも力を注ぐ。
「症状はストレス受けている体の声。満たされていない不幸せの症状。体の声を聞き、症状を受け入れ、満たされ、幸せになったとき症状は役割を終え、消えていく」
という考えのもとに、現在は難病治療にも取り組む。
医師になってから「うつ」になり、7年間苦しんだが、考え方と人間関係、食生活を変えて「うつ」を克服。
患者と医師の両者からの視点から、心と体の問題に迫れる貴重な存在。
【 連載 】
月刊マクロビオティック
みやじっち先生の病気にならない人間関係のなんでも相談室
● 自分の「うつ」を治した精神科医の方法 ●
今まで治療をする際にお話しした内容や、薬を使わずうつを治すためのアドバイスなど、読みやすい内容となっています。
~管理人コメント~
私も読ませて頂きました。 参考になる内容が多く「うつ」ではなくても、気持ちが落ち込んでいる人、疲れている人ににも心が落ち着く内容です。
言葉の一つ一つが、今後の人生の大切な宝物になっていきます。