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回答プロ:対人関係カウンセラー 米本 聡志
ご相談者:20代/女性
今年就職して4年目になります。部署は同じですが今年から新しい担当になりました。
私より9つ年上の女性の先輩と二人で同じ仕事をしています。その先輩は産休や育休を何回かとりましたが、7年くらいこの担当業務をしています。しかし仕事ができず、難しいことになると、去年まで一緒に仕事をしていた男性社員(この人は今年隣の担当になりましたが席は私達と近いです)にその都度聞きにいきます。最初は私も仕事を覚えたいため、その先輩についていき男性社員から教えてもらっていましたが、女性先輩社員はかなりの頻度で男性社員に聞きにいきます。しかも一人でどんどん行ってしまうため、私はついて行けない時もあり、その二人でどんどん仕事をしているため、私はやることがなくなってしまいました。その二人はとても仲が良く、また二人で職場内の人の悪口を言うことも多く仕事上といえども私は関わりたくなくなってしまいました。私の悪口も言っているのも聞こえたこともありますます一緒に仕事したくなくなりました。すると、その態度(その先輩と話すと必ず悪口になるので話をしないようにしました)を見て、周りの社員達に、あの人はうつ病だと思う、そんな人だから自分はどうやって関わればいいかわからなくて困る、といいふらしていたそうです。それから職場内で私に話しかけてくれる人もいなくなりました。
上司にも相談しましたが、上司もその異様な二人の様子は気づいていた、もう無理にその二人と関わらなくていいと言われました。しかしそうすると私は仕事がなく、毎日職場で居場所がない感じがします。上司もなんとかしなければと思っていると言っていましたが、二週間経っても何もしてくれません。全く仕事をしないとその二人に悪口を言われている気もして。毎日毎日暗く、人としゃべりたくもない、笑うこともなくなりました。相談できる人もいません。少なくともあと4ヶ月間、今年度中はこの担当で仕事をしなければなりません。どうすればいいのか、アドバイスください。
20代/女性 | 日付:2012年12月 3日(月) 00:14 JST | 閲覧件数: 1,704
ミミんこさん
はじめまして、ご相談有難うございます。
対人関係カウンセラーの米本です。
相談内容、拝見させていただきました。
お仕事をされている中で、よくあるお話かと思います。
このようなケースでは、
「なぜ、そのお二人が、そのような行動をとるに至ったか?」
を理解しようとされると、周囲に惑わされず、冷静でなおかつ、悩みどころが
解消させることができることと思います。
会社もしくは、学校でも構わないのですが、一定の集団の中で、他者を誹謗中傷する背景にあるものです。
一般的には、自らが中傷の対象にならないよう防御していることが想定されます。
自らが批判・中傷を受ける前に、他の誰かを取り上げて自らを守ろうとしていることが多いと思われます。
また、困った話ではありますが、単純にグチや誹謗中傷がストレス発散などになっているケースもあるかと思います。
いずれにしても、本人が自覚していない中でも起こりえることです。無意識にそのような行動を通じて、自分を守ろうとしているケースもあります。そういう意味では人間も動物ですからね。生きながらえようとする本能が働いているという当たり前のお話です。
そういった背景を理解することで、感情に惑わされることなく冷静に対処できるようになりませんか?そのような方々を暖かく見守ってあげることで、取るに足りない話であることを理解させてあげる機会を作ってあげることになります。
ご自身ができることとすれば、対象となる方に、直接、本件に関してお話なされていないのであれば、直接、その話が本当にされているのか確認をとってみることでしょう。ご自身のお気持ちを素直にお伝えすることでしょう。
対象となる方たちにとっては、本当にそのようなつもりで話をしている訳ではないかもしれません。ご自身の想像が先回りして悪いイメージになっているだけかもしれません。
仮にそうだったとしても、そのお気持ちが伝われば、対応が変わることもあるでしょう。
さらに、謂れのない話であれば、はっきりお伝えしておきましょう。「謂れのないことを言われているは、気持ちのいいものではない」とでも。
会社という同じ組織で働いている訳ですから、会社が利益をあげるにあたり、社内で円滑なコミュニケーションをとるようその組織に属している限り取り計らわないといけないという側面があります。会社も前向きに問題に対処するはずです。
上司の方からのアドバイスを尊重し、無理に関わらないとすれば、関わらないことでご自身の仕事内容に支障がでるとすれば、そのことも含め、対応を相談なさることかと思います。
まずは、ご自身がどうなさりたいか、ご自身に問いかけてみることでは、ないでしょうか。
きっとこのステップが辛い毎日から脱する大事な一歩となることでしょう。
そんなところでいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、有難うございます。
ではでは。
回答日時:2012年12月 5日(水) 15:29 JSTお礼のコメントを書く
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