相談&回答 |
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回答プロ:心理カウンセラー 青山 由
ご相談者:40代/女性
子供の頃(小学校高学年)でいじめに遭い、その時、周りの大人が誰も護ってくれず、
逆に、いじめられるお前に原因がある。と言われ、その事が傷となり、社会人になってもいじめの
対象にされ、結婚して子供が出来ても、その地域でいじめに遭い、夫の親族からも色々あり
数年前に鬱病になり、今は回復してます。
今は(今でも)、何をするにも自信が持てず、いつもどんな事にも不安がつきまとい
行動を起こしたくても、なかなかできす、今はやっとみつけた仕事(人と掛からなくて良いと思って始めた)をし始めました。
仕事は、ポスティングです。各家庭のポストにある企業(不動産関係)のチラシを配布してます。が、
仕事をしていても、誰かに変に見られてないか、とか、ポストに入れているときに住人に「誰?」と聞かれないか?とか、自分で蓋を開けるタイプのポストが増えてるのですが、(人様の家庭の物を勝手に触ってるという感覚になり)それを開ける勇気が持てず、中に入れれないまま帰ってきます。
仕事でしてるのに、何故か罪悪感が先に出て、「文句を言われたら」とか、勝手に不安と恐怖が倍増し
何も出来なくなります。
「仕事」と割り切って何故出来ないのか?
早く収入を得たいという、焦りの気持ちと、今の仕事への勇気が出ないのと、まだ始めたばかりなのに・・という、自分への情けなさとで、気持ちで一杯一杯で、何も手に付きません。
私は何をしてもダメ人間だという気持ちで一杯です。
子供も2人いて、下の子が受験生。子育ての真っ最中です。
こんな母親で可哀想だと思います、
嫌な妄想や勝手に出てくる不安や恐怖から解放されるのは、どうしたらいいのでしょうか。
40代/女性 | 日付:2013年6月17日(月) 17:38 JST | 閲覧件数: 1,088
ゆずっこさん、こんにちは。
ご相談拝見しました。
長年にわたりいじめに遭うという辛い体験をなさってきたのですね。
その体験がゆずっこさんのこころを今も傷つけ、不安な気持ちがゆずっこさんを常に支配しているのですね。
ゆずっこさんはダメ人間ではありませんよ。
そんな不安と闘いながら病気にも立ち向かい、主婦に子育てに仕事にと頑張ることのできる立派な人です。
「仕事でやっているのに罪悪感を感じてしまう」…今までいじめという理不尽な目に遭ってきたのですからそのような気持ちになってしまうのはしょうがない事です。
あなたは何も悪くはありません。罪悪感を感じてしまったり、被害妄想を強いられてしまう事はあなたのせいではないのです。
すべて今まであなたに辛くあったてきた人たちがもたらしたものなのです。
ですから、決してご自分を責めないでください。
むしろこれまで頑張ってきたご自分を褒めてあげてください。
お辛い中、主婦として母として生活し、仕事をしようと前向きな気持ちをもっている素晴らしい方なのです。
一番良いのは、ゆずっこさんも望んでるように、「被害妄想や勝手に出てくる不安や恐怖から解放されること」ですが、すぐに気持ちを切り替えられるものでもありませんので、長い時間をかけてゆっくりと改善することであるとの理解が必要です。
まず、不安な気持ちや罪悪感など感じてしまうのはしょうがない事なのだと、これが今の自分なんだと、ご自分で受け入れる気持ちを持ってください。
そして、辛い時、苦しい時、不安な時は、大声で思いっきり泣くこともお勧めします。
涙にはストレス成分が入っていると言われます。涙を流すことで身体の中のストレスが外に出ますので気持ちがスッキリとします。
他人の目が気になるのも、今のゆずっこさんにはしょうがない事と思ってください。
その上で、「こんなことを言われたらどうしよう」などと考えてしまう時は、『大丈夫。誰もそんなことは言っていないよ。』とご自分にそっと語りかけてあげてください。
おそらく初めはそんな風に考えられないと思いますが、繰り返し教えてあげることで少しずつそう思える部分が出てきます。本当に少しずつですが。
今、頑張って仕事をしていらっしゃいますね。お辛い中で本当によくやっていらっしゃいます。ですが、あまり頑張りすぎないでください。
無理をして不安な気持ちが拡大すると、その仕事の不安を家庭にも引きずってしまい家族にあまりよい影響を与えませんので、一旦仕事から離れてみることも考えてみてください。
他人の目が気になってチラシを入れられないこともあるようですね。そんなことが続くとますます罪悪感を感じてしまい、仕事をするたびに辛い気持ちに拍車がかかってしまいます。
もし、ゆずっこさんが働かなくてはいけない状況の場合は、もう少し気持ち的に負担が少ない仕事(例えば、内職など)に変えることもひとつです。
そして、一番大事なのは家族です。ゆずっこさんを大切に思ってくれる家族がそばにいるということです。
不安な時は家族が支えてくれます。まず、大切な家族を信頼し、一人で抱え込まずに不安な気持ちを聞いてもらうことで、こころの安定へと繋がります。
お子さんもきっと、お母さんの力になりたいと思っているのではないでしょうか。
「こんな母親で可愛そう」と考えてしまうのであれば、それも受け入れてください。今は、そう考えてしまうのだと。
出来ればそのあとに、理想の自分(母親)に近づく為に、目標設定をしてみてください。
理想に達成するためのプロセスを簡単なものから順に書き出し、簡単な事から実践し目標に向かってステップアップするというものです。本当に簡単なことから始めてください。例えば、<朝、大きな声でおはようと言う><1日1回、鏡に向かって笑顔を作る>などでいいのです。
1つの事をクリアするのに焦る必要はありません。長い時間がかかってもいいので、ひとつひとつステップを踏んで目標に向かうことが重要です。
あれこれと書いてしまいましたが、一度に全てやる必要はありません。
一番やりやすいものから取り組んでみてください。
くれぐれも無理をしない様にしてくださいね。
ゆずっこさんが一歩一歩前に進まれることを祈念しております。
回答日時:2013年6月20日(木) 02:18 JST
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緑川先生ありがとうございました
また、相談させていただきます。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2013-08-09 |