こんにちは。青山　由と申します。
二児の母です。

私が心理学に興味を持っのは学生時代でした。
週一回、選択科目の心理学の授業で、「心理学とは何か？」を学びました。
人の心理に興味があって勉強していたのに、あまりにも机上だけの授業だったせいか
のめり込むこともなく、卒業後は一般企業に就職し心理学とは離れた生活をしていました。

しかし、離婚を機に心理カウンセラーを目指し勉強を始めました。
一人で生きていくために何か手に職をつけようと考え、
ストレス社会の今、これから先カウンセリングを必要とする人がもっともっと増えていくと思ったのがきっかけでした。
その後、交流分析、アートセラピーなども学び、現在は心理カウンセラーとして活動してます。

みなさんにとって《安心できる場所》《いつでも帰ってこられる場所》として、こころの通い合った空間を創ることのできるカウンセラーを目指しています。

私は当初、心理カウンセラーという職業は困っている人や悩んでいる人を助ける仕事だと考えており、私も「人を助けたい」と鼻息荒く勉強していました。
しかし、カウンセラーの勉強が進むにつれ、どうやら勘違いしている事に気付きました。
カウンセラーは助けるのではなく、こころの中を整理するお手伝いをするだけなのです。
みなさん自身の中に、「どうしたいのか」「どうなりたいのか」等の答えがあります。
でもつらかったり、苦しかったりすると、こころの中がグチャグチャに混乱してしまい、
なかなか自分では答えにたどり着けなくなってしまうのです。
心理カウンセラーは、その見失った答えを一緒に探すだけなのです。

私自身も自分の内面に目を向ける事ができるようになり、
今までコンプレックスだった部分や、直したいと思っていても直せなかった欠点を、排除するのではなく自分の一部として受け入れうまく付き合っていくことを学びました。

みなさんもつらい時や苦しい時、悩み事がある時などは、なんでもお話し下さい。
たとえ時間が掛ったとしてもきっとあなたは自分の中の答えにたどり着くことができます。

そして、人はいくつになっても成長し続ける生き物です。
この『悩み辞典』が、みなさんと私自身の成長に繋がる場所である事を信じています。